行動するのに理由なんていらねぇんだよ

はじめに

僕は本を読んで、それをノートにまとめるのが好きなんですが、ブログを書く際の主なネタ、インスピレーションを受けているものは、そのノートに書いてある事が元となっているので、今回はそのノートを丸々記事として書き下ろしていこうと思います。

 

※黒字で書かれているのが、本書の内容を僕なりに噛み砕いて表現した文章で、青色で書かれているのが、僕の意見や、本書の内容から僕が思った事とか感じた事です。

 

今回読んだ本は、高橋歩の「行動するのに理由なんていらねぇんだよ」です。

では早速書いていこうと思います。

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内容説明

本には色々な種類の本がありますが、この本はその中でも「モチベーションを高めてくれる本」に分類されると思います。知識が詰まっている本というよりは、挑戦したい気持ちや夢の実現に向けた努力を後押ししてくれる内容となっています。

 

メモした言葉や文章

  • 常識というのは、「健全な一般人が共通に持っている、または持つべき普通の知識や思慮分別」と書いているけど、大体の人は普通の一般人で普通の学生なんだから、その中の常識で生きていたたら、夢になんて挑戦しないのが常識になっちゃうんじゃないの?だから夢に挑戦するには、自分の中のカッコ良いと思う人や憧れの人の、考え方や思考を自分の中の常識に組み込みながら、常識を形成した方が良い。実際に成功している人の共通認識で常識を形成した方が、成功の確率って高まるんじゃないの?

 

 

  • 何歳でもいいから、自分にあった表現方法を見つける事ができたら、それまでの経験や失敗が全て肥しとなる。

 

  • 写真、絵、動画、歌、とかなんでも良いから、自分の気持ちや好きを表現できる手段を見つけよう。俺は写真と文字を使って、自分のお洒落に対する拘りや、着こなしのヒントをインスタグラムという媒体を使って世の中に表現するっていう方法を見つけた。その表現技法は今の自分にとてもマッチしていると思うし、やっていて楽しいから制作過程そのものが楽しすぎて、平気で寝ることも食べる事も忘れて熱中してしまう。だから自分に合う表現技法かどうかは「楽しい」っていう感情が教えてくれると思う。インスタグラムでフォロワーを増やすために、頑張って投稿を続けている人もいると思うけど、楽しんでやっている奴には勝てないと思う。

 

  • 自分の心の声に従う。

 

  • 今の自分を理想の自分に近づけていく。

 

  • やりたい事はやる。「でもそれでお金は稼げない」とかそんな事を考える前にまずはやる。自分がやりたい事をやる理由は「やってみたい」って感情だけで十分じゃないの?

 

  • ビジネスマンよりもアーティストが稼げる時代になってきていると思う。需要から逆算して何かを始めるビジネスマンは、初期の段階では需要を気にしないアーティストに比べると、稼げるかもしれないけど、収益化を目指さず、自分の感性によって「自分の好きなもの」を作り出すアーティストには「突き抜ける」という点で到底敵わない。Windowsが変人スティーブ・ジョブス率いるAppleに勝てなかったのはそういう所だと思う。突き抜けている人にはコアなファンが根強く付くから、市場そのものを作り出せる。だからこそ、「それで稼げるのかな?」とか「収益化」を図る事は、俺は長期的に見て無意味だと思うし、「好き」「やってみたい」という気持ちに勝る動機はないと思う。俺はお洒落が好きだし服が好きだ。本を読む事が好きだし、ノートにまとめる事が好きだ。いつの日かそれでお金を稼いでいきたいとは思っているけど、収益化と需要に焦点を当てすぎて、自分らしさを見失い事は絶対に避けよう。

 

  • 自分が本気で楽しいと思っているからこそ、一緒にやってみたいと言う人が現れる。そもそも、「誰も手伝ってくれなくても1人でやっちゃうよ」ってスタンスが大事で、その本気度を周りに示す事で、周りの空気も変わってくる。

 

  • 夢を語ると言うのは自分へのプレッシャーにもなる。人間はついつい楽な方へ流されてしまう生き物だから、「周りに宣言しといて、行動が伴っていないのはカッコ悪いな」って感じで自分に発破をかけることができるから、夢を語る事は大事。

 

  • 夢を語る事、自分の意見を発信することのメリットはそれだけではないと思う。俺は自分の夢や意見に対して反論される事がある。だけど自分の意見や夢を肯定された時よりも否定された時の方が、自分の夢をより細部まで確認する事ができるし、自分の意見を洗練させる事ができる。自分とは異なった意見を持つ人に、どうやったら自分の思いを伝えられるか?と考える過程で、自分の夢や意見の練度を高める事ができる。だから俺は否定的な意見や反対の意見に対しても、広く耳を傾けるべきだと思う。

 

  • なんでもできるリーダーになる必要はなく、限られた分野で天才的な能力を発揮できる人間になればいい。それぞれが自分の得意分野のスペシャリストで、長所をでお互いの短所を補いながら物事を成し遂げていく事だ大事。

 

  • ワンピースの麦わら海賊団の編成もそん感じだ。船長のルフィは料理もできないし、治療もできない、船の修理もできないし、航海術すら持ちあわせていない。だけど戦闘という分野において最強で、敵のボスを倒してしまう。そんなリーダー、チームが最強。

 

  • 「自分は大したことのない人間だ」と自分を悲観する事は、無知な人間のする事だ。偉人の成功にだけ焦点を当てすぎて、誰でも最初はただの人間であったという事を忘れてしまう。だけど、世の中のごく少数の人を除いては皆凡人。今は雲の上に存在のような人も、数々のピンチを乗り越えてきた。そういう人のそのような過去にも焦点を当てて、問題解決のヒントを得ながら、自分のピンチを乗り越えていこう。

 

  • 100万円の借金を抱えていたとしても、1億円の借金を完済した人の存在と、その人のエピソードを知っていれば、100万円の返済なんて楽勝に思えるし、その人から返済のコツとかを学んでいけばいい。人類の誕生から何千年も経っているから、自分の身に降りかかっている問題なんて、既に誰かが解決している。盗めるもんは盗もう。本はそういう面で人生の攻略本。読まない理由がない。

 

  •  傷つかない生き方なんてないんだし、どうせなら傷つかない方法よりも、傷の再生能力を高めていこう。

 

  •  成功するかしないかの二択じゃない。成功するまでやれば成功するの一択だ。

 

  • プライドは捨てても美学は守る。美学を捨ててまで夢を叶えても意味がない。死守すべき美学の境界線はどこにあるのか?線引きをしっかりしよう。それができたら、その美学以外のものはさっさと捨てて、恥ずかしい事でもダサい事でも、なんでもやってやるという気概でいよう。

 

  •  俺の美学は、「自分に正直でいる事」かな。この先お金のために自分の心に嘘をついて、悪いものを良いと言ったり、不味いものを美味しいと言ったりするような事は絶対にしない。インスタグラムやツイッターなど、SNS上でのインフルエンサーマーケティングの流行で、ステルスマーケティングステマ)が横行した時期もあったけど、自分の心に嘘をついてまで、お金を稼ごうとは思わない。そこだけは譲れない。

 

  •  失敗は経験と呼ばれ、ワガママはこだわりと呼ばれ、自己満足はオリジナリティと呼ばれ、協調性のなさは個性と呼ばれる」。

 

  • 大事なものだけ握ってろ。

 

  • 大事なものだけ握ってろって言われると、俺にとって大事なものは「家族」と「彼女」。その人達を幸せにする為に人生を歩むのなら、自分の理想を追い求めて、ニートになってる場合じゃない。だけど自分にとって大事なものっていうのは、自分自身の中から見出すべきだと思う。自分の人生を「自分以外の人」によって決めるのは浅はか。その人らが死んだらどうするの?恋人に振られたらどうするの?自分が死ぬまでずーっと一緒に過ごす相手は自分自身だよ。人生の軸となるものは、自分自身の中から見出そう。俺にとっての大事なものは「自分が楽しいかどうか。ワクワクするかどうか」だな。  

 

終わりに

著者が本の最後に語っていたのは「夢があるとかないとか関係なく、楽しく生きている奴が最強」という内容でした。著者がこの本を通して読者に本当に伝えたかった事は、そういう事だと思います。

 

モチベーションを高めてくれる本には、エナジードリンクのような、短期的にやる気を掻き立ててくれる効果がありますが、そう長くは持続しないので、僕は気分が乗っている間に行動に起こしてしまうか、定期的に読み直すように意識しています。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。