「嫌い」も1つの自己表現
2020年5月24日(日)
「嫌い」
この言葉は悪い意味で使われる事が多い。
「俺はこれが好きだ!」という自己表現と比べると、
「俺はこれが嫌いだ!」という自己表現は、マイナス的なイメージを持たれやすい。
だけど、
「これが好きだ!」「俺はこう思う!」といのが自己表現ならば、
「これが嫌いだ!」「俺はそうは思わない!」というのも自己表現に当たるはずだ。
ではなぜ「否定」や「嫌い」は悪いイメージを持たれやすいのだろうか?
その理由は、
時として「嫌いだ!」「そうは思わない」という負の自己表現は、その域を超えて「他者を攻撃し傷付ける事」が目的になってしまうからだ。
テラスハウスメンバーの死去。
僕はその番組を視聴していないので、詳しい事はわからないが、
メンバーの言動に対して、視聴者ならば思う事はそれぞれあると思う。
それ自体は何も悪い事だとは思わない。
自分の意見としてSNSを使って発信してもいいと思う。
しかし、その自己表現が自分でも気づかぬ内に、
「他者への攻撃」へと目的がすり替わってはいないだろうか??
今振り返ると自分自身、自己表現のつもりが他者への攻撃を目的としている時が多々あった。
「自己表現」と「SNS」。
一般人であっても、個人として自分の言葉を世の中に発信できる時代になったからこそ、
自分の言葉には責任を持たなければならない。
俺も言葉による失敗は度々起こしている。
だけどその度に反省し、改善して、自分の言葉と自己表現を見つめ直している。
言葉というのは、一番伝わりやすい手段だからこそ、
一番気を遣う必要があると思った。
(おわり)