プレーの錬金術
はじめに
「問題と解決の法則」という本を読みました。
名著「原因と結果の法則」でお馴染みの、ジェームズ・アレンの本です。
行動には失敗と成功という2つの結果があります。
結果に基づいて自分の行動を見直し、行動を改めていく事。
その過程をアレンは魂の錬金術と読んでいました。
自分の間違いを認識する事。
次に謙虚さと鋭い洞察力を持って自分の間違いと対峙していく事。
それによって、人間は自分を高める事できると。
これをサッカーに当て嵌めて考えてみるとどうだろうか?
プレーの錬金術
自分のミスを認識する事。
次に謙虚さと鋭い洞察力を持って自分のミスと対峙していく事。
それによって選手としての能力を高める事ができる。
ジェームズ・アレンの考えをサッカーに当てはめて考えてみるとこうなる。
実際にこんな考えの元、自分のプレーと向き合える選手がいたら、伸び代しかない。
選手にミスをどう捉えさせるのか?どう認識させるのか?っていのは、
指導者によって大きく異なるが、
ミスを「錬金術の必要要素」として捉えさせる事ができたら、
「ミス=成長に必要な事」って選手に認識させる事ができるから、
選手がミスを恐れて、チャレンジをしないという環境を回避する事ができる。
謙虚さの必要性を解く
またプレーの錬金術を行う過程で、
謙虚さの必要性を論理的に説明する事ができる。
謙虚が美徳とされている日本で、
ではなぜ?謙虚な心が必要なのか?ってところを言葉で表現できる人は少ない。
謙虚さがないと、プレーの改善に取り組む事ができない。
「あのプレーはあいつのミスだ」
「たまたまミスっただけだ」
謙虚さがないと、このような言葉でミスを片付けてしまうから、
プレーの錬金術が行えない。
それでは選手としての能力の向上に繋がらない。
サッカーはミスが付き物のスポーツなんだから、
謙虚さがないと選手として先が無い。
だから上手くなりたかったら、謙虚心を持て!!
俺はそう選手に伝えようと思う。
おわりに
指導者と選手。
年齢や立場というバックボーンを抜くと、結局は人と人なんだ。
言葉によるコミュニケーションは必須だ。
選手に自分の思いをきちんと伝えらる能力は、
様々な戦術を操れる事よりも、遥かに大事な能力だと思う。
自分が指導者になった時に、選手に自分の思いをちゃんと伝えらるように、
このブログを使って自分の思いを言語化し、保存しておこうと思う。
自己啓発の観点からサッカーを切ってみると、
意外と面白いかもしれない。
最後まで読んでいただきありがとうございました!!