下手は勿体ないし、辞めるさらに勿体ない。

下手なうちに辞めるのは勿体ない

「勝負事で本当に楽しむ為には強さが要る」

最近ハマっている漫画に出てくる、僕がとても大好きな言葉です。

ほんとにその通りだと思います。

 

極端な話、僕はサッカーが大好きですが、僕が感じているサッカーの楽しさと、メッシが感じているサッカーの楽しさは、強度も深さも別次元だと思う。

 

だけど、その強さを身に付ける初期の段階では、誰しもが下手くそだ。

で、その下手くそな時期って、全然楽しくないんですよね(笑)

 

だから続かなかったり、好きで始めた事でも「本当は好きじゃないのかも?」って思ってしまう。本当はその分野で物凄い才能があって、少し頑張れば「楽しい」と感じる事ができるかもしれないのに。それってなんか勿体ないですよね。

 

他人との比較は無意味じゃない

僕は今までの人生で、好きになった事が2つある。

1つはサッカーで、もう1つが写真を撮って編集してSNSで発信する事だ。

 

前述した事を、全否定する事になるけど、俺はその2つに関しては、

初期の段階でも下手な故に「楽しくない」と感じた事はない。

 

その理由は、

下手くそな時期に負けたくないと思う相手が存在したから。

 

「出来ないから楽しくない」って気持ちよりも、

「負けたくない」って気持ちの方が強くて、頑張ろうと思わなくても、

周りから見れば頑張っているように見えるくらい、頑張っていたと思う。

実際に努力と呼ばれるような事を、無意識のうちに行っていたと思う。

 

そのおかげで、下手くそな時期に辞めてしまうという事を回避できた。

 

できなかった事が、1つずつできるようになっていき、

それが積み重なって、好きな事を「楽しい」と感じれるレベルまで辿り着けた。

 

だから下手くそな時期が楽しくないというのは、一定レベルの「楽しさ」を知ってしまった後に比べると、「楽しくない」って事なんだと思う。

 

実際に、写真を撮る事に関しても、初期の頃に比べると、今の方が圧倒的に楽しい。

寝食を忘れて没頭してしまう程に楽しい。

今の俺みたいに、「楽しい」を超える「楽しい」に出会えた時、

人は物事にハマるんだと思う。

 

まー結局は何が言いたいかっていうと、

無意味と言われている他人との比較も、意外と無意味ではなくて、

他人と自分を比べて、あいつに「負けたくない」と思う事は、

下手くそな故に楽しくないと感じる心に、免疫を与えてくれるし、

好きだけど下手だから楽しくない。と感じるような事でも、

考え方を変えれば、下手なくせに好きって事は、上達したらもっと楽しいって事だし、

その楽しさを感じる為になら、根気強く物事に取り組んでみても良いんじゃね?って事。

 

俺はそのスタンスで、これから先色々な事にチャレンジしていこうと思ってるよ。

最後まで読んでくれてありがとうございました。