自由の弊害

コロナウイルスの影響で、活動自粛が求められている現在。

在宅生活に嫌気がさしている人も多いと思う。

そんな時に、自分が我慢しているのにも関わらず、外で遊び呆けている人も見ると、

「私も我慢してるんだから、お前も我慢しろ!」といったように、

自主規制をかけない人々に文句を言いたくなる。

自分達と同じように我慢する事を求めてしまう。

 

そう思うのはごく当たり前の心理だ。

コロナウイルスに限っては、それが正論だ。

 

しかし、これを生き方や人生といった部分でも適用してくる人達がいる。

 

生き方は自由だ。

人生も自由だ。

それなのに、勝手に自分で自分の人生に自主規制をかけておきながら、

自由に生きている人を見て、文句を垂れる。

 

「働け」だの「就職しろ」だの、

「好きな事だけしていてはダメだ」だの、

自分達と同じ環境に引っ張り込もうとする。

 

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世の中には無意識の内に人の翼を切ろうとする人がいる。



 

俺にそういってくる人間は、ほぼいないけど、

大勢の人とは違う道に向かって、一歩踏み出した時には、

そう言う人が必ず現れる。

 

それは仲の良かった友達かもしれないし、

はたまた大好きな恋人かもしれない。

 

そういう時は、あっさりと関係を絶ってしまうか、

自ら馬鹿を演じて、彼らを肯定し、無理に言い争わない方がいい。

 

そう言ってくる連中は自分の人生は正しいものだと思い込みたいから、

違うレールを走っている人間を否定したがるが、

俺は自分の人生が楽しいから、人の事なんてどうでもいい。

だからわざわざ言い争わない。

 

相手の人生や生き方を否定したがる人間っていうのは、自分の人生に満足できてない人間だ。

だから他者を否定する事で、自分の生き方の正当性を確認し、認識しようとする。

 

そんな人間と言い争っても時間の無駄だ。

「そうだよね〜」と相手の言い分を通し、気持ちよくさせれば良い。

そうすると勝手に黙る。

 

20歳を超えたら、

今までの自分が好きなのか?それとも、

これからの自分も好きなのか?

で付き合う人間を選別した方がいいと思う。

 

人生は死なない限り続く。

未来の自分を好いてくれない人間に構っている時間はない。

 

逆もまた然り。

 

コロナウイルス以外の場面で、他人を自分と同じ境遇に導きたくなったら、

「あ、俺今自主規制かけているんだ」

「俺の我慢している事はなんだろう?」

そう考えると、自分のストレスの原因がわかってくるし、

人を否定しないで済むから、人間関係を難しくしないで済む。

 

まー何が言いたいかと言うと、

自分で自分の人生に自主規制をかけている人は、

他人の生き方を否定してくるから、無視した方がいいよって事。

 

どうせ死ぬんだし、生きたいように生きればいいんだよ。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。